29.使命を見つけると、幸せになる

使命があると、深い幸せを感じるようになります。

これは、他の夢とは全く違い、物足りないという感覚もありませんし、夢があるだけで幸せ、という状態になります。

使命と思えることをしていると、どんどん運が良くなり自分がみるみる良い方向に変わっ

ていくことがハッキリと分かります。無駄な不安も不満もなくなります。やってもやっても

疲れません。それどころかやればやるほどエネルギーが湧いてくるのです。それをやってい

るとエネルギーが湧いてくるから、またそれをやる・・・という循環が止まらなくなるので

す。




どんな人にも自分の全てはこのためにあった、と思えることが用意されています。

それを天職と言う人もいるし、使命と言う人もいます。どんな今までの夢もちっぽけに思えてきて、使命のために本当に幸せを感じながら生きるようになります。たとえば、イチローは野球を通して何かの使命を果たしているのだと思います。やってると楽しい、エネルギーが湧くからやる。ノーベル賞をとるような研究者だって、そうです。





彼らは周りにやらされているのではなく、やりたいから、やるのを止められないからやっているのです。これは、職業に限った話ではありません。別に大きなことじゃなくてもいいし、1つじゃなくてもいいのです。あれが使命、これが使命でも全く構いません。主婦だってそうです。趣味のサーフィンだっていいのです。これならいつまででも続けられる、と思えるものです。




たとえば、カンボジアで地雷処理の活動をしている高山良二さんという方がいます。高山さんは、もともと自衛隊で働いていました。そこで、1992年―1993年にPKOの活動でカンボジアを訪れます。カンボジアに行ったのは、仕事の一環・・・しかし高山さんは、カンボジアから帰る日「絶対ここに帰ってこよう。やり残したことがまだあるはずだ」と思ったそうです。そして2006年に自衛官を退職されたのちに、実際にカンボジアでの地雷処理活動を始められました。そして活動が10年目を迎え・・今では東京ドーム31個分(2017年2月末時点での公式サイトより)の地雷原を安全な土地に戻してこられました。

周りの人が聞くと、「すごい、大変そう」と思わず思ってしまいます。もちろん、努力や大変さはあると思います。しかし高山さんはいつも「頑張らず、楽しんだ方がいいですよ。私はなんか、カンボジアが好きで合ってるんですよ」と言います。私は、高山さんは本当にそう感じているのだと思います。

カンボジアが好きで、いると心地良い。そして、地雷処理も心が惹きつけられやらずにはいられない・・そんな感覚なのではないかと話を聞くたびに思うのです。



心地良い・・・心が惹きつけられ、やらずにはいられない



という感覚が、使命があるときの感覚です。この使命の感覚に、飽きるということはありません。使命に集中すればするほど、人生が楽しくなります。この使命は、誰にでもあるものです。そしてそれは人によって全く違います。仕事という形で現れない場合もあります。たとえば専業主婦として暖かい家庭を守ることの人もいるし、趣味のサーフィンを極めることの人もいます。





もしあなたにとってそういったものがまだない、というときは、探し続ければいいだけです。

どんな人にも必ずあります。

探すのをやめなければ必ず見つかるのです。





今日のまとめ

「使命」は、永遠のワクワクをくれる。

そして誰にでもある。


夏日が続いていて、嬉しい毎日です。

体調に気を付けてお過ごしください☆



これまでの記事のまとめ

☆☆☆こちらからどうぞ☆☆☆






0コメント

  • 1000 / 1000